夕食の時間もなんとなく遅くなりがちです。
さて、先日、健康保険証(のようなもの)の有効期限が
切れたので、保険局のようなところへ更新に行きました。
イタリアはホームドクター制で、各自かかりつけの医師がいて、
まずはその先生に相談する、という仕組みです。
とはいえ、私は2度ほどお世話になったことがあるくらい。
先生も私の名前と顔すら覚えていません。
更新をする際に、自分の氏名、住所、生年月日などの
基本的なデータの他に、ホームドクターの再登録もあり、
今までの医師でよいか、と聞かれましたので
はい、と答えました。
その地で生まれ、育った人には小さい頃からお世話になっている
お医者さん、ということで、このホームドクターはとても大事。
他の地域から来た人でも、長年そこに住んでいる人には
もちろん、そこにかかりつけの先生がいます。
ですから、あの先生はいい、この先生はあまり、という
評判も結構あるのですが、わたしはあまり気にせずに
選んでいました。患者数に余裕がある先生、くらい。
さて、コンピューターですべての情報登録が終わったのに
新しい保険証が発行されない、と担当者がイライラし始めました。
何度やってもうまくいかない、
担当者:「このソフトまったくダメ、おかしい、なんなんだ!」と独り言をスラング交えてブツブツと。
途中「失礼」とか私に謝りつつも、スラング、スラング。
わたしは黙って待つしかありません。
しびれを切らした担当者が上の人に相談に行ったら
この上の人も「おかしい、できない」とブツブツ言い始め、
結局10分くらいして
上の人:「なんだ、定年退職してるよ、この先生」と。そのうち、
(だから更新できなかったんだ!)
担当者:「あなた一体どのくらい(医師のところに)行ってないワケ!?」
と言い始め。
なんで先生のところに行かなくて定年を知らなかった
わたしが悪いのか?と思いましたが、
「それだけ健康ってことなのよ」と心の中で満足し。
担当者:「じゃあ、次の先生は誰にする?」と聞かれても、誰も知らないんですよね、わたし。
私:「わかりません」
担当者:「○○先生か、○○先生か・・・」そういわれても、名前だけ言われてもわかんないっつーの。
てことで、今回も適当に、決めさせていただきました。
でも無事に更新された、よかった。
***
関係ないですが、
市場で撮った写真。
土曜日の朝、
活気がありました。
新鮮で安い果物と野菜で
これからも
お医者さんのお世話に
なりませんように。