毎日、税金とか、失業率とか、そういうニュースばかりですが
どうなってしまうんだろうというニュースがあったので
簡単に内容を説明したいと思います。
事が起こったのは3月27日、事故発覚は3月31日。
人工授精などを手がける病院にて、
胚94個、卵毋細胞130個などが喪失、
原因は、それらを保存するための装置が故障したためでした。
現在も原因究明のための調査が続けられていますが
それ以上に、当該40カップルは、また一から始めなくては
ならないのかという落胆と悲しみ、そして
訴訟の準備を始めています。
お粗末という言葉では片付けられません。
カトリック国のためか、人工授精、体外受精には
規制がある国です。周囲の理解もおそらく、日本よりも
得にくいでしょう。
その国は、少子化が大きな社会問題になっています。
子供を育てられる環境を作る事は必至です、
保育園の充実、教育にかかる費用負担の軽減など。
対象は、自然妊娠が可能なカップル、です。
日本同様、イタリアも人工授精は非常に費用がかかります。
少子化を問題視するなら、こういうミスをなくし、
少しでもカップルの負担を減らす事ができるよう
政府の助けがあってもいいのではないかと思います。
上記の対象者の幅を根底から増やすことです。
今回の被害者のうち、一人の女性はこう言いました。
「非常に悲しいけれど、わたしの子宮がある限り
またここで頑張る」
母は、強し、です。
では。