2012年11月22日木曜日

人前で××

そろそろクリスマスの準備が始まって来たイタリアです。
まだ主に店舗ですが。
クリスマスプレゼント用の品物が並びます。
イタリアではクリスマスを、日本のお正月のように、
家族や親戚と共に、食べて、飲んで、ゲームして、また食べて、
のんびりとし、教会にお祈りに行く(行かない人も居ます)
というように過ごします、恋人と2人っきりでロマンティックに、
という風潮はありません。

***
恋人と言えば、イタリアに限らず、欧米では
スキンシップがアジアよりもオープンなのは周知の通りです。
友だちみんなでワイワイやっているところでも
カップルは普通にキスして、道ばたでも、どこでも
べったりしている風景、よく見かけますね。
日本でも最近は電車や道ばたで、と言われますが、
甘いあまい、そんなものじゃありません。

そこで、これを読んでくださっているみなさま、
『自分の友だちが、目の前で相手とキス中』
という状況を想像してみてください。
どうしますか?
私は、なんとなーく、見ないように、というか
別のところに視線を向けたりします。これには、
①見るのが恥ずかしい
②見ては、相手に悪い
③無意識に
この3つがあるような気がします。

じゃあ、他のイタリア人は、どうしているのかと
キスしてない人たちを観察してみると、
やはり見ないようにしている人がほとんどです。
じっと見ないのはもちろんですが、視線を外しています
(じっと見てる人は居ないでしょうが)。

そこで、日本とイタリア(欧米)の違いを考えてみました。

日本人が人前でベタベタしないのは、
そういうプライベートなものは人前でしない、という
昔からの風潮や、単なる恥ずかしさ、に加えて
周りの人に気を遣っている
のではないか、と思います。周りの人たちに
目のやり場を無くさせてはいけない、という気配り。
こういう奥ゆかしさと言いますか、気を遣う文化、好きです。

対してイタリア人やその他の欧米文化の中では
このような意識そのものがもともと無いのではないかと思います。
個人の自由、愛情表現の豊かさ
そして、いま目の前に居る、
「貴方(女)」にキスしたいからする ← だって大切なんだもん
という、もっともな理由。

異文化って、こういうごく普通の小さなことから
感じることができるんだなあ、と改めて感じ。

残念ながら、日本以外のアジアの国ではどうなのか、
を私は知りません。でも、知りたいですね、
どなたかよければ教えてくださーい。


寒い冬、クリスマスまであと少し。
みなさんはどのように過ごされるでしょうか?





寒い日の1枚 夕陽を見ながら



それでは。

2012年11月6日火曜日

秋の もとい 冬の夜長は・・

毎年10月の最終日曜日からは冬時間。
日本からは、−8時間の時差となりました。
暗くなる時間も早くなり、出不精ぎみになりますね。

秋の夜長、と言いますか、もうほとんど冬ですが、
この時期どうしてもオーブン料理や煮込み料理ばかり
作るようになります、部屋を暖めるため、というはなしも・・。

今日、初めてカリフラワーのラザニアを作ってみました。













見た目、ちょっといまいち、ですが、
意外に美味しくできました♪
先日バールでカリフラワーのラザニア食べたときに
美味しい、と思ったので、試してみたら、出来た!
時間かかるけど、簡単です。

1)タマネギいためる。
2)カリフラワーせんぎりにしてタマネギと一緒にいためる。
3)水を加えて、2)を柔らかくし、柔らかくなったらつぶす。
4)水分を全部蒸発させる。
5)ベシャメルソースを別に作っておく
6)4)にベシャメルソースを加え、塩こしょうで味付け。
7)器に軽くオリーブオイルを敷き、パスタと6)とチーズを
重ねていく。

本当は、プロヴォラ、というチーズやパルメジャーノが
必要だったのですが、なかったので、スライスチーズ使ってみました。
以前、普通のラザニア作って、こんなにまずいラザニア
食べた事ない、っていうくらいまずかったので、
ラザニアは苦手意識がありました。

今度誰か遊びに来たらこれを作ろうっと。


そして、少し前ですが、友だちの家で、
今年初の暖炉。
お肉たーーーくさん買って、
みんなで暖炉の上で焼いたお肉をたらふく食べました。




イタリア人は映画をよく観るという話は
以前もここで書かせていただきましたが、
この秋〜冬は、私も映画をせっせと観に行きたいと
思っています。秋&冬の夜長を、籠りっぱなしにならないように
楽しみたいと思います。

ときに、今日は米国大統領選。
テレビではずーっと「長い夜になります」って
何度も言ってます...

では!


2012年10月20日土曜日

何が買えるか?〜青空市場〜

気付けば10月も半ば過ぎ。
この時期、冬支度をせっせと始めるのですが
何故か今年は暑いです。
今日など、特に南部は夏日で海に行く人も大勢居ました。

***
さて、円高の恩恵もあり、イタリアではショッピングに
邁進する旅行者の皆様もたくさんいらっしゃいます。
普通のイタリア人はどこで買い物してるのか?と
聞かれる事もしばしば。

「ふつう」のイタリア人。
日本と同じく、国民総中流、と呼ばれた時期もありましたっけ。
今は裕福な方々と月末までやっとこ、という方々、
差が広がりつつあります、

「ふつうの人」という問いに対し、独断でお答えするとします。
・ごく平均的な所得の人
・成人男女(学生含む)
こういう人たちのよく行く場所といえば
市場=メルカート。
どこの街にも、どんな小さな町村にも、いくつも(青空)市場が出ます。
毎日同じ時間に同じ場所に設置される青空市場 もあれば
週にこの曜日だけ、という青空市場もあります。
また、店主も日によって場所を変えることが多くあるので
顧客はその店が行く場所に行く、ということも。

こんなかんじ。




たくさん店が並んで
洋服はたいてい試着も可能
(試着室は仮設)。
たくさん買ったり、高いものを
買ったりする場合、値下げ交渉も
可能。








こういう場所では必要とする物が高い確率で探せます。
・食料品(ハム、チーズなどの加工品や新鮮野菜、果物など)
・衣類
・靴、かばんなど
・ベルト、財布など
・台所用品、掃除道具
・寝具(小さいもの)
・花、植木
などなど。

もちろん、質は、いい物から、明らかに数回の利用で
駄目そうになるものまで色々。
ブランド物は、ほとんど無いですが、たまに
サンプル品などもあったり←でもこれは期待しないほうがよい。

イタリア人も、こういう市場でばかり買い物をするわけでは
ありません、かといって、「ふつう」の人が
日本よりは安いからと言って、すべて有名ブランドのものを
購入できるかといえば、このご時世なのでそれはありません。

何度も書いていますが、この国の平均収入は
日本の半分くらい。もちろん、物価の違い(不動産、交通費など)は
ありますが、それでも決して物価の安い国では
もはやありません、懐かしや、リラの時代。
*ちなみにガソリンはEU圏内で一番高いと言われています。

それでも市場はたのしい。
今日、わたしはシャツを1枚買いました。10ユーロ(約千円)。
本当は靴を買いたかったのですが、気に入った物がなく。

旅行のとき、地元の人に混ざって、市場を巡ってみるのも
なかなかおすすめかと、おもいます。

では。

2012年9月20日木曜日

ヴェローナという街

大分涼しいイタリアです。

今日はイタリア北部はヴェローナを少しご紹介します。
ここは、ロミオとジュリエットの舞台となった街。
街としてはこじんまりとしていますが、整ったところです。
市も世界遺産になっています。




街に入って早速見えるのが
このアリーナ。
夏は野外オペラがとても
有名です。







忘れてはならないのが
ジュリエットの家。
このバルコニーから
「ロミオ、ロミオ」と。











ものすごい人で、とてもじゃないけど
ジュリエット像に近づけず、
ジュリエットのバルコニーから。












ここは人がとても多いので、スリにもご注意です。
私はこの日、ここへ入る前に鞄が破れてしまい
(なぜだろう?切られたか、引っ掛けたか)
普段以上に気をつけていました。

オペラ好きの方も、そうでない方も、
野外オペラは見る価値あり!です。アリーナを中心に
広場はとても活気づき、周りには飲食店もたくさん。
店舗もたくさんあるのでショッピングも大丈夫。

旅の途中、大きな街をまわりきって、少し時間ができたら
ヴェローナの空気も心地よいです。

ヴェローナ(Verona Porta Nuova(ポルタヌオーヴァ)駅)
ヴェネチアから 高速列車(frecciabianca)で約1時間
ミラノから 高速列車(frecciabianca)で約1時間20分



2012年9月9日日曜日

トスカーナで休日

空気はすっかり秋らしく。
朝晩の爽やかさ、この時期は個人的に結構好きです。

***
先日はイタリア中部トスカーナ州のグレーヴェ イン キアンティ
という場所を訪れました。ここを訪れるのは2回目。
ちょうど、ワイン祭りが開催されています(2012年9月6日〜9日)。

広場に集まったワインブース


とても小さな町ですが、非常に活気がある。
ワイングラス(10ユーロ ≒ 1,000円、7つのワイン試飲可)
を持って楽しげにブースをまわっている人たちがたくさん。

キアンティワインと言えば、確かにピンからキリまで。
ここで出展されていたのはすべて「ガロネロ( 黒いおんどり)マーク」
のつく、キアンティクラッシコ、というワイン。
歴史と伝統がある、キアンティワインの中でも
特に格が高いとされる証です。
見た事ある方も多いかもしれないです。

ガロネロマーク










一般的にワインのお祭りには多くのイタリア人が集まります。
外国人もたくさん居ました。見かけたのは、アメリカ人、
ドイツ人、韓国人そして日本人。
特にアメリカ人やドイツ人はこの場所がとても好きらしいです。

さらに有名なのがサラミやハムなど。
こんなお店もみつけました。






サラミやハムなどのお店の前に
イノシシの剥製が!
イノシシのサラミも有名です
(言われるほどクセは強くないです)。









サラミやハムが挟まれたサンドイッチ(パニーノ)を片手に
ワインの試飲!ブースによってはオリーブオイルの試食も
できるようになっていて。
この地方のオリーブオイルも有名です。

グレーヴェインキアンティを含め、この地方は
ちょっと車がないと不便な場所ですが
トスカーナのフィレンツェからはSITAという路線バスが
出ています。1時間くらいかかりましたか。

***
何故かここの市長さん(町長さん)と知り合う事ができ、
話を伺っておりましたら、日本は茨城県牛久市と姉妹提携を
結んでいるそう。地震の被害を気にしてくださっていました。
ありがとうございます!

***
上記のとおり、車が無いと不便な場所のため
みんな車で来てる模様・・駐車場もたくさんありました。
別に、いいんですね、飲酒(少しだし、ということで)。

***
珍しく写真をもうちょっと載せます。

この時期ぶどうがたくさんなっています 
ワイン畑
夕陽とワイン畑

***
じ、実は。ワイン好きな私ではありますが。
若干の体調不良に伴い、ワインのテイスティングが
ほとんど叶わず!(ここまで書いて、告白です)。
なにやってんだか・・
よだれ垂らしながら、人々を横目で見ながら、
今日はワインを買いに行く事にしました、とほ。
では。

wikipediaより グレーヴェ・イン・キアンティ

2012年8月28日火曜日

命の次に、だいじなもの。

夏休みを日本で過ごしました。
外出はあまりできなかった代わりに、のんびりとできました。

***
さて、入出国時にまつわる、
「さすが」のできごと。
以前からよく感じていた事ですが、やはり日本のパスポートの
偉力はすばらしいです。

最近、税関(荷物ピックアップ後)の審査が比較的厳しくなって
きています。結構荷物とともに、パスポートや滞在許可書を
提示させられている人たちが居ます(アジア系も比較的多い)。
私も今回、通り過ぎようとしたら
(一応、手にはパスポート←これ、大事)
一人が「ちょっと待って」みたいに寄ってきました。
もう一人の税関員を呼びつけ「ちょっと、見て」というように
言ったようでした。が、呼ばれたその人、私の手をみた瞬間、
「あ、このドキュメント(=パスポート)はとても良いんだ」と一言。
そのままスルーでした。
(注:日本の税関のように、一列並んで、という具合では
ないので、バラバラに通り過ぎます)

以前も、入国審査で、「ヨーロッパ圏内」と「その他」の
列に分かれていて(日本だと、「日本人」と「外国人」ですね)
当然日本人は「その他」の列に並ばないといけないのですが
その列があまりに混雑しており、「ヨーロッパ圏内」の列が
空いていました。
と、いきなり、「ヨーロッパ圏内」の入国審査官が
「ジャーーーパニーズ!!カモーーン!」と大声で手招きします
(ほんとに、こういう風に言っていた)。
私はヤッタ!とそちらに移動してすぐ通れました
(いいのか?と心配になります)。

出国時も、日本人の大群で通ると、パスポートも見ずに
「行け行け」と手を振られます。前回、そこの大群に
白人女性が一人、紛れていました。みんなを行け行け、と
通しているので、もちろんその女性も通り過ぎようとしたところ
ストップをかけられていました。パスポートを見せろ、と。
なんで通り過ぎるんだ?くらいの態度を取られていたので
女性、気分を害したのではないかなあ・・・とちょっと思いました。

我が国のパスポート、外国に居て
こんなに安心感を与えてくれるもの、なかなか無いです。

***
今日はスーパーで野菜を買っていたら
「オクラ」を発見。以前も東南アジア系のスーパーに行ったら
ありましたが、今日は普通のスーパー(ただし1個しか無かった)。






見えますかね・・・?「OKRA」って書いてあります。
生産地:イタリア(へぇ〜)
やや大きめ。
ネバネバ系大好きの私は、今晩のおかずはオクラに決まりです。

では。





2012年8月17日金曜日

うっかり 簡単に忘れたポリシー

どうも一度手を抜くと、なかなか復帰できないわたしです。
お稽古中断すると、戻りにくくなるかんじ。
大変ごぶさたしておりました。

***
涙なみだのオリンピックも終わり、ヨーロッパはそろそろ
サッカーシーズン。また楽しくなります。

さて、わたしは、かねてより、海外にわりと長めに居るけれど
日本人としてのアイデンティティーと申しますか、
日本人らしさといいますか、そういうものを忘れずに
生活していく、というのを勝手な信念として持っております。

なのに、先日、うっかりとやってしまいました。

友だちの前で。

シチュエーションは
友人夫婦とそのご家族等々、10人くらいの前で。
そのご主人、前回会った時よりも、20キロくらい体重が
落ちたのか、とてもスリムになっていたので、びっくりして
「○○さん!痩せましたね〜」というところを




小指をたてて







こんな感じで表現してしまったのです。
これ、当然、日本では「彼女」とか、意味しますが
イタリアだと「(棒みたいに)細い」とか「痩せている」を
意味します。

びっくりした(あわてた)ご主人をはじめ、奥様、そのご家族、
皆さんも、目が点。
そんな、公開処刑みたいなことするなよ〜
と猛烈なバッシングを受けました。

***
イタリア人はジェスチャーがとても豊富です。
子供は多分、ジェスチャーと一緒に言葉を覚えるので
小さい子供でも身振り手振りが満載です。
もしも、イタリア人を見る事がありましたら、ぜひ、
ジェスチャーに集中してみてください、おもしろい。

おそらくよく見られるのは、

手をつぼみみたいにして上下に動かす:
何言ってんの?とか何やってんの?とか、そういう意味合いがあります。

肩のあたりで手のひらを後ろに向けて前後に振る:
昔ね、とか、すごい前に、とか、賞味期限切れ(=古いね)、とか
そういう意味合いがあります。

***
ポリシーだなどと大げさな題を書きましたが、
なんだか「かぶれてる」と思われたくないわたしは
これまで散々気をつけていたのに、気が緩みました。

でも、各国、いろんなジェスチャーがあって、
言葉がなくても通じるジェスチャーって、興味深いです。
イタリアのジェスチャーについて、ご質問がある方は
直接ご連絡ください!

友だちも、怒ってないとは思うけど・・この場を借りて、
ごめんなさい。

では!次回はこんなに間をあけないうちにアップします。