2012年9月20日木曜日

ヴェローナという街

大分涼しいイタリアです。

今日はイタリア北部はヴェローナを少しご紹介します。
ここは、ロミオとジュリエットの舞台となった街。
街としてはこじんまりとしていますが、整ったところです。
市も世界遺産になっています。




街に入って早速見えるのが
このアリーナ。
夏は野外オペラがとても
有名です。







忘れてはならないのが
ジュリエットの家。
このバルコニーから
「ロミオ、ロミオ」と。











ものすごい人で、とてもじゃないけど
ジュリエット像に近づけず、
ジュリエットのバルコニーから。












ここは人がとても多いので、スリにもご注意です。
私はこの日、ここへ入る前に鞄が破れてしまい
(なぜだろう?切られたか、引っ掛けたか)
普段以上に気をつけていました。

オペラ好きの方も、そうでない方も、
野外オペラは見る価値あり!です。アリーナを中心に
広場はとても活気づき、周りには飲食店もたくさん。
店舗もたくさんあるのでショッピングも大丈夫。

旅の途中、大きな街をまわりきって、少し時間ができたら
ヴェローナの空気も心地よいです。

ヴェローナ(Verona Porta Nuova(ポルタヌオーヴァ)駅)
ヴェネチアから 高速列車(frecciabianca)で約1時間
ミラノから 高速列車(frecciabianca)で約1時間20分



2012年9月9日日曜日

トスカーナで休日

空気はすっかり秋らしく。
朝晩の爽やかさ、この時期は個人的に結構好きです。

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先日はイタリア中部トスカーナ州のグレーヴェ イン キアンティ
という場所を訪れました。ここを訪れるのは2回目。
ちょうど、ワイン祭りが開催されています(2012年9月6日〜9日)。

広場に集まったワインブース


とても小さな町ですが、非常に活気がある。
ワイングラス(10ユーロ ≒ 1,000円、7つのワイン試飲可)
を持って楽しげにブースをまわっている人たちがたくさん。

キアンティワインと言えば、確かにピンからキリまで。
ここで出展されていたのはすべて「ガロネロ( 黒いおんどり)マーク」
のつく、キアンティクラッシコ、というワイン。
歴史と伝統がある、キアンティワインの中でも
特に格が高いとされる証です。
見た事ある方も多いかもしれないです。

ガロネロマーク










一般的にワインのお祭りには多くのイタリア人が集まります。
外国人もたくさん居ました。見かけたのは、アメリカ人、
ドイツ人、韓国人そして日本人。
特にアメリカ人やドイツ人はこの場所がとても好きらしいです。

さらに有名なのがサラミやハムなど。
こんなお店もみつけました。






サラミやハムなどのお店の前に
イノシシの剥製が!
イノシシのサラミも有名です
(言われるほどクセは強くないです)。









サラミやハムが挟まれたサンドイッチ(パニーノ)を片手に
ワインの試飲!ブースによってはオリーブオイルの試食も
できるようになっていて。
この地方のオリーブオイルも有名です。

グレーヴェインキアンティを含め、この地方は
ちょっと車がないと不便な場所ですが
トスカーナのフィレンツェからはSITAという路線バスが
出ています。1時間くらいかかりましたか。

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何故かここの市長さん(町長さん)と知り合う事ができ、
話を伺っておりましたら、日本は茨城県牛久市と姉妹提携を
結んでいるそう。地震の被害を気にしてくださっていました。
ありがとうございます!

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上記のとおり、車が無いと不便な場所のため
みんな車で来てる模様・・駐車場もたくさんありました。
別に、いいんですね、飲酒(少しだし、ということで)。

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珍しく写真をもうちょっと載せます。

この時期ぶどうがたくさんなっています 
ワイン畑
夕陽とワイン畑

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じ、実は。ワイン好きな私ではありますが。
若干の体調不良に伴い、ワインのテイスティングが
ほとんど叶わず!(ここまで書いて、告白です)。
なにやってんだか・・
よだれ垂らしながら、人々を横目で見ながら、
今日はワインを買いに行く事にしました、とほ。
では。

wikipediaより グレーヴェ・イン・キアンティ