2011年8月6日土曜日

イタリア恋愛事情

お、来たな?というお題目でしょうか。
一体何から話し始めていいのか分からないので
思いつくままに、ツラツラと。

イタリアオトコは軽い、という印象は定着しているようなので、
まずはその根拠について、私の考えを書いてみたいと思います。
ちなみに、ここに書かれていることは一般論でも
私の個人的経験に基づくものでもなく、あくまで推測と
若干の事実と思っていただければとおもいます。
また、男性について書いている時は女性への対応、
女性について書いている場合は男性への対応を基本とします。
同性の恋愛事情は機会があれば、いずれ。
イタリア男は、
  1. すぐに声を掛ける
  2. 甘〜い言葉をすぐに使う
  3. すぐに誘う

キーワードは「すぐに」ですね。
あまーい言葉、とは、「きれい」「すてき」などは
入り口でしょう、っていうか序の口か。挨拶です、完全に。
チャオ ベッラ(奇麗、の意、女性型)」=
「やあ、きれいな人(直訳はなんか変。基本訳さない、ということで。)」は
女性同士でも使いますから、こんなことくらいで
ウキウキしてたら身が持ちません。

英語の「DEAR」にあたる「CARO/CARA(カーロ/カーラ)」は
日本語だと「親愛なる○○」になりますが、
チャオ カーロ/カーラ」も「よっ!」というくらいの挨拶ですし。

セイ ベリッシマ」とか言われたら、
「なんて奇麗なんだ!」という意味になるので、ウキウキしても
いいかもしれないですが、まだまだです。
もちろん、恋人同士でも使いますから、一概に「挨拶」と
片付けてはなりませんが、ま、軽く聞き流す、くらいで。

テゾーロ」(直訳すると「宝」です)なんて、
相手をなだめるときに使ったりもしますね。
”どうしよう、宝物、みたいに言われちゃった” とか、
ドキドキするのは 状況を判断してから喜ぶことにしましょう。

なんか、イタリアへの女性一人旅初心者ガイダンスみたいに
なってきてしまいました。

誘われたくない、声掛けられたら面倒!と思っている人は
とにかくスタスタと脇目もふらず歩いてください。
キョロキョロしてると格好のターゲットになります。
なりたい人は、どうぞ、キョトンとしててください。
日本人は優しいので、声を掛けられたら返事をしますが
しなくて結構。無視しても相手は傷つきませんし
なんとも思わないので大丈夫です。

では、イタリア女性はどうなんでしょう。
ご想像の通りです。
こんなに甘い言葉をフツーに掛けられている彼の国の女性たちは
ちょっとやそっとの優しい言葉では納得しません。
たまに例外も居ますけど。
「きれいだよ」なんて「日に焼けた?」くらいの感覚じゃ
ないでしょうか。
*日に焼けている女性が美しいのがイタリアです(男性も)。

無理矢理結論に持って行きます。

結論:日本男性だろうと、イタリア男性だろうと、アメリカ男性だろうと 優しさに違いはない、違うのは「表現の仕方」だけ。

この表現の仕方に慣れていない、日本を含む各国の女性が
結局イタリアで被害にあったり、もしくは幸せになったりするのです。
外国に行くと開放感にあふれてしまうのが、日本女性やアメリカ女性
らしいです(イタリア人談)。

自分で責任持ちましょう。
変な方向に話題がずれて行きました。
次回はもう少し、実のある内容を目指します。

では!