2012年1月18日水曜日

イタリアの付加価値税

1月は毎年、「今年はいい年になるな」と根拠無く予感して
パワーがあります、やはり日本人にとって
新しい年というのは意味がありますね。

さて、そんな個人的な話はさておき、
今年は、アメリカ、フランスなど、各国で選挙もあり
ユーロはこんなですし、
オリンピックやら、ユーロ2012(サッカー)もありますし
どんな1年になるのか、楽しみです。

まずは、やはりユーロ(通貨)のはなし。
昨年9月、あっという間に付加価値税(消費税)が1%
上がったというのは、このブログでも何度も
書きました。今年の9月にはさらに2%上がることは
ほぼ確定でしょう。
ということは、23%!!)ということなんです、高いですよね。
そこで、このイタリアでの付加価値税についておさらい、
といいますか、少し説明をしたいとおもいます。

1)ほとんどのものは21%ですが、そうでないものもある:
カテゴリーがやや複雑で、ホテル、食事(レストラン)などが10%や
食品の4%(ただし例外あり)など、内税なのでよくわからないものも
あるには、ある。
*たとえば、ピザ屋に行った場合、そこで飲食をすれば
10%の付加価値税がかかっているが、ピザをテイクアウトして
飲み物もテイクアウトした場合、4%で売ってくれるのか?


2)よくある「TAX FREE」(免税)とは、この表示がある
指定の店舗にて、ひとつの店舗で一定額
(変動しますが平均1万5千円くらい)以上を購入した場合、
指定の方法で払い戻しを受ける事ができる ← "外国人(EU圏外)は
消費税を払う義務がありませんよ〜"という意味です。
 *どの店でもこの手続きをしてくれるわけではありません。

3)すべて内税。このうちの21%が税金か・・・という
感覚は、私はあまりありません。

***
日本では消費税をあげるあげないで、与党も野党も、
与党内でも、もめにもめていますが
日本も食品だけ3%とか5%とかで、他を8%とか10%とかにするって
無理なんでしょうか、って、これ、色んな人に言ってるんですが
難しいから無理、って言われます。
何がどう難しいから無理なのか、どなたか
分かりやすく説明していただけないでしょうか・・・
先日友人とも話していたのですが、
消費税のカテゴリーを分ける
新たなシステムが必要になる
新たな人材が必要になる
雇用促進につながる

こういう構図はできないか?安易過ぎます?

どなたか、教えてくださいー。

***

豪華客船が座礁したり、イタリアの明るいニュースが
なかなか出ません(いいニュースは、たいして
騒がれないものでもある)。
次回は笑える話題を是非!!

では。