2011年7月7日木曜日

日出ずる国

東日本大震災から約4ヶ月。
海外に住む日本人も、皆それぞれに胸を痛めています。
当初は常にトップニュースだった地震、津波、原発のニュースも
今ではまったく報道されなくなっています。
「フクシマ」という名称だけが残ってしまった、
かつてのチェルノブイリのように。

一時の対応ではなく、長期的な支援が必要であり、時間とともに
ニーズは変化していくので、それに見合った支援が必至、と
日本からメールをくれた阪神淡路大震災の被災者家族。
彼らの言葉には重みがありました。

今日は七夕。
天への願いをこめるかのように
イタリアでも各地で日本の文化交流団体が、この大震災を
忘れないよう、チャリティー企画をしています。
私たちにできることは限られていますが
細くても、長く続けていくこと。

***
私が個人的に大好きなイタリア語の単語に
Sol levante(ソル レヴァンテ)」=「日出ずる国」
というのがあります。
イタリアでは同じ単語を繰り返し使わない傾向があることから、
日本を意味するときに「Giappone(ジャッポーネ)」の他に
上記のように書くことがよくあります。

日出ずる国の復旧、復興を願って、短冊に思いをつづりたいと
私も今日はチャリティーに出かけます。





「太陽」という名前がついていたバールで
出会ったカプチーノ